「足裏は第二の心臓」と聞いたことありませんか?
痛いけどくせになる足裏マッサージ。
足裏マッサージをすると、全身の血流がよくなってポカポカに。
また、むくみもとれてスッキリとしてくるんです。
それもそのはず!
足裏には全身の反射区がすべて集まっていると言われており、足裏マッサージをするだけで、全身マッサージを受けたかのような爽快感が味わえるのです。
また、身体に不調部分があると、その反射区の足つぼがゴリゴリとしこりを感じ、固くなると言われているので、足裏のしこり部分で自分では意識していなかった身体の隠れた不調が分かってしまうかも?!
こちらでは足ツボの反射区についてまとめてみました!
足裏マッサージで全身の健康管理しちゃいましょう♪
痛気持ちい~!ゴリゴリ率ナンバーワンの土踏まず
足裏マッサージを経験された方なら、一度は「痛気持ちいい~」と感じたことのあるであろう土踏まず。
土踏まずは胃腸をはじめとした消化器の反射区です。
足裏でもやわらかい皮膚のため、手で触ってみるとゴリゴリとしこりを感じやすい部分でもあります。
こちらのしこり部分は、胃酸過多が原因と考えられます。
暴飲暴食をして胃腸に負担をかけた日や、「ストレスで胃がきりきりする」と感じる日の土踏まずは、腫れてむくみを感じたり、よりしこりを感じやすいです。
また便秘がちな方の土踏まずは、常にゴリゴリとしこりを持っている部分でもあります。
胃酸過多を放置しておくと、胃から続いて腸、肛門と順番に焼いていってしまいます。
これは胃がんや痔を引き起こすこともあるんです。
土踏まずにゴリゴリを感じたら、自分の胃腸と向き合って労ってあげましょう。
同じ場所なのに?!左右で違う肝心の足ツボ
「肝心要」とは一番重要という意味で知られていますよね。
これは肝臓と心臓が身体にとって欠くことのできない重要な臓器であることが語源となっています。
その肝臓と心臓のツボが、左足には心臓、右足には肝臓のツボと左右足裏の同じ場所にあるんです。
中指と薬指の間を指でかかとに向かってなぞり、へこんでいる部分がそのツボです。
脂肪や糖分過多になると、ドロドロな血液になって流れが悪くなるため、全身のポンプ機能を担っている心臓に大きな負担を与えてしまいます。
また、有害物質の解毒・分解機能のある肝臓は、添加物過多・アルコール過多により負担がかかってしまいます。
心臓に肝臓に負担がかかればそれだけ全身の流れが滞り、解毒がままならなくなって、最終的には動脈硬化、心筋梗塞、肝硬変など命の危険がある大病を患うこともあるのです。
「肝心要」と言うくらいなので、負担をかけるとリスクが大きいですね…。
普段から足つぼチェクを行い、初期のトラブルにも気づけるようにしたいものです。
頭の固い人は足の親指も固い!?
考え事・悩み事が多い方、親指の先端が固くなっていませんか?
このツボは、大脳の三叉神経の反射区です。
物思いにふけっている時、ふと親指の先端をマッサージしてみると固く、強く押すと鈍い痛みを感じます。
このツボは、不眠症にも効果的なツボです。
悩みすぎて眠れなくなってしまう前に、親指をもみほぐしてあげてください。
親指が固くなっていたら「脳が疲れている」サインと受け取って、自分をゆっくり休ませてあげましょう。
もし、疲れているのになかなか眠れない人は、下記の記事がオススメです。↓
固いかかとはホルモンバランスの崩れから!?
固くなったかかとを、ぐいっと力をいれて押してみると痛みが走るという方いませんか?
かかとは生殖器のツボです。
婦人病や、生理不順の女性はツボが固くなっています。
ホルモンバランスの崩れは、糖質過多・カフェイン過多など食べ物が原因になることもあれば、ストレスが原因になることも多いのです。
ホルモンバランスの崩れに効果的と言われている、ヨーグルト、納豆、海藻等を積極的に摂取すると同時に、疲れをかんじたら放置せずにリラックスする時間を大切にしましょう。
足裏シートで足の裏全体をじんわ~り刺激する
つぼを刺激するには、自分の指や、ツボ押し専用の棒など、皆さんそれぞれの方法で反射区を刺激すると思います。
ただ、自分で足ツボ押したり、マッサージするのって意外に疲れますよね?
そこでおすすめなのが、足裏樹液シートを使い足の裏全体を刺激する方法です。
使い方も簡単で、夜寝る前に足裏にピタっと貼るだけ。
それだけで、足の裏全体をケアすることができます。
足に溜まった余分な水分も吸収してくれるため、足のむくみに悩んでいる人にもおすすめです。
注意!○○な人は足つぼ禁止!
「妊娠中は足裏のツボ押しはしないほうがいい。」と聞いたことありませんか?
足裏マッサージ店でも、妊娠中の足裏マッサージの施術を受けられないお店もあれば、受けられるお店もあります。本当のところはどうなんでしょうか?
足裏刺激(足つぼ)は内臓に働きかけて、体全体の調子をよくする効果があります。しかし体の状態によっては刺激が強すぎて、悪い影響を与えることもあるので要注意です。
子供や妊婦、お年寄りは少しの刺激でも過剰に反応してしまうので、弱くやさしく押し揉むようにします。妊婦の場合、足裏刺激することでお産を軽くすることができます。
また足裏刺激を行ってはいけないのは、酔っている人や足を骨折(捻挫やけが含む)している人、伝染病に罹っている人などです。腎臓や心臓が悪い人は、強い刺激でショックを受けると命にかかわる危険がありますので充分ご注意ください。具合が悪い場合は、軽い刺激であってもおこなわない方がよいです。また疲労がたまっている場合も、ショックでかえって疲れが増すことがありますので避けたほうが賢明です。引用元:足裏刺激の注意点
足をケガして治療中の人はやってはいけません。また、脳出血や脳血栓を起こした直後、心臓病や重い腎臓病、悪性腫瘍、不整脈などがあった場合は逆効果となるので足つぼマッサージは控えておきます。
引用元:足つぼマッサージの注意点
まとめ
けがや病気の際はもちろん、妊娠中は刺激に過敏になるので優しくリラックスのためのマッサージにとどめておくのが安心でしょう。
足の裏のツボは、「病気を治す」マッサージというより「病気を未然に防ぐ」マッサージとしてとらえ、身体の不調を早期に発見する手段の一つとして取り入れたいですね。
足ツボマッサージそのものが余計に疲れてしまう…という人は、貼るだけ簡単セルフフットケアの足裏樹液シートを利用するのも一つの手です。