コーヒーの他にも、カフェインが含まれている食べ物や飲み物、薬は多くあります。
目を覚ましたいと思った時や、午後仕事で眠くなりそうな時にはコーヒーや紅茶を飲む事がよくあります。
コーヒーや紅茶を飲んで神経を刺激する事は、一般的に眠気を取る方法としてたくさんの人が毎日やっていることです。
しかし、実は他にも目を覚ます物は色々とあります。
食べ物や飲み物、薬のなかには多量のカフェインを含むものがあります。
これらを知らずに寝る前に取ってしまうと、眠れなくなってしまうかもしれません。
100ミリグラムから200ミリグラムのカフェインを含むコーヒーに比べるとその量は少ないですが、ベットに入る前は控えた方がいいものを8品紹介します。
カフェインレスコーヒー
名前を見ればカフェインは含まれていないと思いがちですが、それは大きな間違いです。
カフェインレスと表示されていても2ミリグラム~12ミリグラムのカフェインが含まれていることがあります。
眠れなくなることもあるかもしれません。
チョコレート
カフェインはもともとココアの実から発見されました。
ですので、チョコレートにはカフェインが含まれています。
カフェインの量はチョコレートによっても様々です。
ココアバターの量やお砂糖の量、フレーバーや中に入っているものによって違いますが、一般的にビターチョコレートには多く入っています。
例えば、ロッテガーナミルクチョコレート1枚(75g)に、19.6mgのカフェインが含まれています。
明治ミルクチョコレート1枚(70g)には、カフェインの量は17.5gm。
ビターチョコの、チョコレート効果 板カカオ99%(45g)には、54mgもカフェインが含まれています。
アイスクリーム、フローズンヨーグルト
コーヒー味のアイスやフローズンヨーグルトにも注意が必要です。
大手メーカーのコーヒー味には30ミリグラムから45ミリグラムのカフェインが含まれています。
シリアル
朝食に食べるシリアルにもカフェインが含まれていると知っていますか?
ココア味やチョコレート味のシリアルには多くて11ミリグラムのカフェインが入っています。
プリン
もし、プリンが大好きで自分へのご褒美で食べているなら、注意が必要です。
特にチョコレートプリンには多くのカフェインが入っています。
寝る前には食べないほうがいいでしょう。
ココア
寒い夜には温かいココアがぴったりですが、眠れなくなる原因かもしれません。
1カップのココアには約9ミリグラムのカフェインが入っています。
夜には注意が必要ですが、朝コーヒーの代わりに飲むのはオススメです。
コーヒーの10分の1の量のカフェインしか含まれていません。
PMS(月経前症候群)の薬
月経前の辛い症状を和らげてくれる薬ですが、カフェインが入っていることが多いです。
ある薬では、1パックに60ミリグラムものカフェインが含まれています。
理由としては、カフェインには利尿作用があるので、生理前のむくみをやわらげる働きがあるためです。
夜ぐっすり眠りたいならこれらの薬は寝る前には飲まない方がいいでしょう。
頭痛薬
頭痛が辛い時には薬を飲むと楽になりますが、頭痛薬にもカフェインが含まれています。
中には薬の40%がカフェインという物もあります。なぜなのでしょうか?
研究者の発表によると、アスピリンやアセトアミノフェンといった頭痛を和らげる成分が、カフェインを加えるとさらに強く働くそうです。
頭痛薬も寝る前には飲まない方がいいかもしれません。
まとめ
このように意外なものにもカフェインは使われているので、知らない間にカフェインを摂取してしまい、カフェインに敏感な人は眠れなくなってしまう場合があるかもしれません。
また、妊娠中や出産後、カフェインを控えようとコーヒーの代わりにココア、口元がさびしくなりチョコレートを食べてしまうと、気づかない間に多くのカフェインを摂取してしまうことになりますので、注意が必要です。