学生や受験生はもちろん、資格や語学の勉強をしているビジネスマンにとって、記憶力は重要ですよね。
記憶力がアップすればいいのになぁ。
でも、記憶力が悪いんだよな~…。
そう感じたことがある人は多いでしょう。
今回は、そんな記憶力が悪い人へ、おすすめ!
記憶力を誰でも簡単に向上させることが出来る方法を紹介します。
記憶力が悪い人へおすすめの方法!
今回の「記憶力」は「頭で覚えるタイプの記憶」に対してクローズアップしていきます。
人間は知識に対する記憶を定着させるために、他のものと結びつけて覚えることがあります。
円周率や年表の語呂合わせなどは、まさにこれ!
記憶力が悪い人でも、語呂合わせだと覚えやすい!という人も多いと思います。
記憶力を向上させるには、「何かと結びつけて知識をインプットする習慣」をつけるといいんです!
でも、いったい何と結びつければいいのでしょう?
まさか、全部に語呂合わせ?!
この答え、ちょっと意外かと思いますが…
「香り」
勉強など、何かの知識を一生懸命頭にインプットしようとしているときに、特定の香りを漂わせておきましょう!
どんな香りでもOK!
アロマテラピーの香油などを利用して好みの香りを使ってくださいね。
香りはなぜ記憶力を向上させるのか?
なぜ、香りがいいのか?
これにはちゃんとした根拠があります!
香りの刺激というものは、ダイレクトに脳に入ってくるという特徴があって、記憶中枢の海馬はもちろん脳神経に強い影響があります。
香りを嗅ぎながら勉強すると、脳の記憶中枢が活性化して、より記憶を定着させることができちゃいます。
しかも!それだけではありません!
さらに記憶を定着させるために「勉強した時と同じ香りを寝る時も漂わせる」と最高!
ノンレム睡眠中は知識記憶のインプットが行われる時間。
この時に「勉強した時と同じ香り」を漂わせることで、「勉強で覚えた知識」と「香りの刺激」と結びついた状態でインプットされます。
寝ながらにして入ってくる香りの刺激で、脳の記憶中枢も大きく活性していますから、より記憶定着力がアップするというわけです。
しっかり定着した記憶は、アウトプットする時にもすんなり出てくるものです。
きっと、香りを利用してインプットした知識は、「使える知識」として、みなさんの役に立ってくれるでしょう。
記憶力アップのおすすめアロマ
さきほど、好きな香りを使ってOK。とお伝えしましたが、ちょっとだけアドバイスさせてください。
好きな香りは1つだけではないと思います。
香り選びに悩んだらリフレッシュ系・覚醒系の香りを選ぶ方がいいでしょう。
ペパーミントやライムなどのスッキリした香りですね。
アロマポットを使ってもいいですし、少量の香油をティッシュやハンカチに垂らして置いておくだけでも、部屋中に香りが漂いますよ。
下記の関連記事も参考にしてみてください。
記憶には種類がある!
一言に「記憶」というものの、記憶には種類があることご存知でしたか?
まずは、記憶の種類について説明しますね。
①陳述記憶
これは、言葉で表せる記憶のこと。
知識やエピソードなど「頭で覚えるタイプの記憶」で、学校で教わったり本で学んだりする「知識記憶」です。
②非陳述記憶
これは、言葉で表せない記憶のこと。
技術や体の動きのコツなど「体で覚えるタイプの記憶」で、自転車の乗り方やタイピングのブラインドタッチスキルのような「技術や手続きに関する記憶」です。
記憶と睡眠の深い関係
記憶の種類を覚えていただいたところで、続いて「記憶」と「睡眠」の関係性をお伝えします。
「頭で覚えるタイプの記憶」にはノンレム睡眠。
「体で覚えるタイプの記憶」にはレム睡眠。
という感じで各記憶によって、関係する睡眠も変わってきます。
ノンレム睡眠はぐっすりと熟睡した眠りで、脳もお休みしている状態です。
一方のレム睡眠は比較的浅い眠りで、体は寝ていても脳は活動してる状態です。
人の眠りはレム睡眠・ノンレム睡眠を交互に行っています。
ちなみに、ノンレム睡眠は『大脳皮質が発達した動物』の特徴で、レム睡眠は『大脳皮質が未発達な動物』の特徴。
たとえば人間や猿やチンパンジーなんかはノンレム睡眠をしますが、蛇やカエルや魚はしません。
知能の発達からも分かるように…
「頭の記憶→ノンレム睡眠」
「体の記憶→レム睡眠」
と分かれているのも納得ですよね。
まとめ
いかがでしたか?
記憶力が悪い人でも、アロマさえあれば簡単にトライできると思います。
ぜひ、みなさんも香りと睡眠をうまく利用して記憶力をアップさせてくださいね。
役立つ知識をじゃんじゃん脳にインプットしちゃいましょう!
詳しくは下記の記事をご覧ください。