眠りを気にすることがありますか?
30代を過ぎてくると、不眠だと思う人が多くなるようです。
悪い生活習慣の積み重なり、ストレスの増加。
そういったことから、年を取るにつれ体が不調になっていくこともあります。
眠れない原因はどこにあるのか、書いていきます。
睡眠を気にする年齢
私たちが眠りを気にするようになるのは、いつ頃からでしょうか。
若い人でも不眠に悩んでいる人はもちろんいます。
しかし睡眠を気にする人の多くは、社会人になり、30代になってからになります。
30代以降の眠り
学生時代は、休みも多く、比較的時間も多く使えます。
体力もあり、徹夜をしてもすぐに体力が回復します。
しかし社会人になると、仕事に責任を持つことになります。
さらに30代になり、成人病など健康面を気にするようになったり、体力の衰えから疲れがたまりやすくなったりします。
そこで、睡眠をとるように意識し始めます。
よく眠れることは健康維持の王道であり、「良質な眠りを!」と思うことは自然なことです。
寝れない原因が分からない
ところが、うまく眠れない。
でも原因が何なのか分からない、というようなことが起こってきます。
30代になると、それまでの生活スタイルが体に染み付いて、習慣化しています。
習慣化は無意識化です。
つまり、生活習慣に不眠の原因がある場合は、無意識のもとにあるので発見しにくいのです。
睡眠環境についても同じことが言えます。
生活習慣の見直し
その他、夜更かしやタバコの摂取などの生活スタイル。
コーヒー、コーラの摂取や食生活に問題がある場合。
腰痛、高血圧、動脈硬化などが体にあたえるストレス。
騒音、匂い、暑さといった環境の問題。
そういったことに不眠の原因が考えられます。
そこで、不眠で悩む人は今一度無意識の生活習慣を見直すことが必要です。
いつ頃から始まったのか、それは不眠と関わりあるのか、と。
ストレスによる不眠
不眠症のもう一つの原因は神経性のものです。
そしてその大半はストレスによるものになります。
ストレスは交感神経を緊張させ、意識を覚醒させることになるからです。
例えば、「明日重要な報告をしなければならない」ということがあるとします。
プレッシャーを感じ、不安になり、眠れなくなる。
これは当然のことです。
しかしこれは一過性のもの。その日の本番が過ぎれば終わります。
ところが、過去の失敗にこだわっている場合などは、過去はつきまとうので持続性をもってきます。
良い眠りのために
どんな生活習慣が不眠をもたらすのか。
精神をリラックスするためにはどうしたらいいのか。
よく考えてみてください。
不眠の原因を突き止めること、それが眠れない夜に別れをつげ、良質な眠りへの近道なのです。
また、枕等の寝具を変えてみるというのもいいと思います。
まとめ
生活習慣というのは、気付かずやっていたり悪いと分かっていてもやってしまったり、ということがあります。
また、毎日の生活にはストレスを抱えてしまうことが多いです。
どの部分が不眠と結びついているのか、と生活習慣を見直したり、ストレスを解消する方法を身につけたりすることが、良い眠りを手に入れるコツとなります。
自分に合った手段を見いだし、ぐっすり眠っていきましょう。