体内時計が狂うと現れる10つの影響と体内時計のリセット方法

この記事をざっくりと説明すると、

  • 体内時計が狂うと起きる影響を知ることが出来る
  • 体内時計のリセット方法を知ることが出来る


こんな感じです。

昼夜逆転している人に見て頂ければと思います。

「あなたが日光浴(朝の太陽光を5分以上浴びること)をしたのはいつ?」そう聞かれて、あなたは思い出すことができますか?

光を浴びることができない洞窟や地下室にすんでいるような(昼夜逆転)生活を続けていると、どうなるか。

小説や漫画などでご存知の方もいるでしょうね。

まず、体内時計が自然と1日1時間ずつ後退していき、時差ボケなどの原因になります。

時差ボケって海外旅行したらなるんじゃないの?…という声が聞こえてきそうですが、日本に住んでいながら「毎週 時差ボケ状態」(特につらいのが月曜日)というのはきついですよね。

人間は地球の自転に合わせて生活をしています。

地球の自転は何時間か分かりますか?正解は24時間です。

これに対し、人間の体内時計は25時間です。

日光浴をすることにより、体内時計がリセットされ、狂いかけていた体内の時間をリセットします。

体内時計というのは太陽光で動く日時計のようなものです。

ここで、体内時計が狂うとどんな影響が出てくるのかを少しお話ししますね。

目次

体内時計が狂うと起きる10の影響

①成長ホルモンが出にくくなるために、背丈が伸びなくなる。

寝ている間に分泌されるのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは育ち盛りといわれる成長期の子どもには、たくさん分泌しますが、おとなになるにつれ、徐々に少なくなっていきます。

子どもの時は背丈がぐんぐん伸びていたのに、おとなになったとたんピタっと伸びなくなった!という話をよく耳にします。

これは、この成長ホルモンが出にくい体内環境になったのが原因です。

②寝ても寝ても疲れが取れない

成長ホルモンは運動、労働、怪我や疲労などで傷ついた体の組織(皮膚、筋肉、血管など)を修復し、再生する力があります。

寝ると疲れが取れるのは成長ホルモンが体のメンテナンスをしてくれているからです。

逆に眠れないと、メンテナンスが出来ないために疲れが取れない状態になります。

③病気への抵抗力が下がる(免疫力の低下→風邪をひきやすい等)

成長ホルモンには体のメンテナンスを行うことは前述したとおりです。

それにより、病気への抵抗力や免疫力UPにもつながっています。

眠れない人の中には「なんで風邪ばかりひくのかな…」「治ったばかりなのに、また、風邪ひいちゃったよ(とほほ)」な方はいませんか?

それは体からの「免疫が下がっているよー、気をつけてよ!」というサインかもしれませんね。

④肌の老化原因(にきび、シミ、シワが出やすくなる)⑤乾燥肌になる

これも成長ホルモンが大きくかかわっています。寝ている時に、肌の新陳代謝を活発にし、血行を良くしたりします。

これにより、肌にたまった老廃物を取り除き、美肌の維持や乾燥肌、シミ・シワの防止にもなります。

ホルモンのバランスが崩れると、たちまち出てくるのが「にきび」です。

⑥睡眠に誘導するメラトニンが出にくくなる

「メラトニンって何?」という方もいることでしょう。

これもホルモンの一種です。

眠りに誘導してくれるのが睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンです。

⑦癌になりやすくなる⑧長生きできない⑨生活習慣病になりやすくなる

生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症)になりやすくなります。

どれも健康診断を受けないと分からない病気です。

悪化させると、心筋梗塞、脳卒中、癌などに。

気がついたら手おくれだった、とならないようにしたいものですね。

⑩太りやすくなる(脂肪をためやすい身体になる)

太りやすい、太りにくいは個人の基礎代謝量や筋肉の量などが関係してきます。

成長ホルモンも関係します。成長ホルモンは体のメンテナンスを行う時のエネルギー源として、体内にある脂肪、糖分などの栄養を分解して使います。

子どもの頃は食べても太らなかった方もいたことでしょう。

それは、この成長ホルモンが多く分泌されていて、体のメンテナンスに使ってくれたからです。

おとなになり分泌が少なくなるのに「子どもの頃、あんなに食べても太らなかったから大丈夫」なんて信じていると、太る原因に。

いつの間にかぽっこり腹が出てきたよ、というふうになります。

今、ダイエット中の方は気をつけてくださいね。

寝不足が続くと、この成長ホルモンが出にくくなり、逆に太りやすくなったりも。

ダイエットをして体重が減っているはずなのに、増えてる!! なんてことになりかねませんよ。

と、いま、思いつくだけでもこ~んなにあるんですよ。

体内時計をリセットする方法!

さて、つぎはそんな体内時計を狂わせないための方法をいくつか教えますね

  1. 毎日、朝6時に起きる。起きたらカーテンをあける。(曇りや雨の日も)
  2. 最低5分~10分程度の日光浴をする(ついでに背伸びとあくび、深呼吸もする。2度寝はok だけど、長く寝すぎない)
  3. 太陽が出ている時間に外出する(太陽光を浴びる)
  4. 散歩程度の運動を毎日、続ける。
  5. 食事の時間や内容に気をつける。(就寝時間の3時間前に食事を済ませる。牛乳、豆乳、チーズなどの乳製品、豆類、穀類、肉類、緑黄色野菜をバランスよく食べる)


特に1~3は日課となるまで続けましょう。

体内時計を元に戻すにはこうした、ちょっとした心がけが必要です。

うつ病や不眠症(眠れなくなる状態)を少しでも改善したいのであれば、ぜひ、根気よく続けてほしいです。

「病院にかかって薬を飲んでいるからいるからいいや」ではなく、自分でもできることをしてから上手に付き合っていくと、体内時計が治る日も近づくと思います。

また、体内時計を強制的に整える方法の一つとして、光目覚まし時計を使用するのもおすすめです。

光目覚まし時計については、こちらの記事で詳しく説明しています↓

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