仕事を必死に頑張りやっと休みだからゆっくり寝て体を休めようとしてたくさん寝過ぎると逆に体がギシギシ固まっていたり、だるくなったりしませんか?
腰痛になってしまう方もいます。
たくさん寝てゆっくり体を休めたのにどうしてだろう?と不思議に思いますよね?
そんな腰痛の原因は寝過ぎにあったのです!
その原因とはなんなのかご説明していきます。
腰痛の原因は寝過ぎにあった!?どうして寝過ぎると腰が痛くなるの?
腰痛の原因がなぜ寝過ぎなのでしょうか?
寝転んでいるだけで動いていないのに腰が痛んでしまう原因は、寝ている間の動きに関係があったのです。
寝過ぎてしまい腰を痛める原因をご説明していきます。
寝返りをうっていない
普段人は寝ているときも寝返りをうつことで体に負担がかからないようになっています。
寝返りには重要な役割があり、本人が行う整体ともいわれているほどです。
リンパや血液の循環を良くし、筋肉や脊髄、椎間板などを全体的に休める役割があるのが寝返りです。
しかしさまざまなことが原因で寝ているときに寝返りをうてない方もいらっしゃいます。
寝具が合っていなかったり、アルコールなどを飲み過ぎ熟睡していたりすると自然と寝返りがうてなくなってしまいます。
ずっとイスに座りっぱなしのときもお尻が痛くなってきますよね?
それと同じでずっと同じ寝方で寝ていると布団に触れ合っているところが痛くなってしまいます。
圧迫され血液やリンパの循環が悪くなったり、ずっと同じ姿勢だった体を急に動かすと体に痛みが出てしまうことが原因の1つです。
腰に負担がかかる寝具で寝ている
先ほども少し話に出ましたが、自分に合っていない寝具で寝ていると腰痛の原因になってしまうことがあります。
低反発などの布団が一時期流行りましたが、実は低反発は腰を痛めやすい寝具なのです。
柔らかすぎるマットレスや自分の体が沈んでフィットしたままの状態になってしまう低反発のマットレスなどは体が沈み過ぎて動きがとれなくなり、寝返りをうてなくなります。
また沈み過ぎて腰を不安定な状態で支えるため、腰に負担がいき腰痛の原因になります。
じゃあ硬いマットレスを選べばいいのかというわけでもなく、硬すぎると圧迫が強すぎるため腰痛になりやすいです。
なので硬くもなく柔らかくもない自分の体のカーブを保てる寝具を選ぶことが大切です。
腰のまわりの筋肉が固まっている
腰まわりの筋肉が固まっていると血行が悪くなり、疲労が溜まってしまいます。
筋肉が緊張状態のままだと体が休まらず、また血行が悪くなるので冷えて痛みがでてしまいます。
普段デスクワークが多かったり、体をあまり動かさない人は腰まわりの筋肉が固まってしまう傾向があるので、デスクワークの合間などに体を動かしたり、ストレッチなどをしたりすることをおすすめします。
寝過ぎが原因でなった腰痛の改善や対策法5つ
原因が分かったところでなにに気をつければいいのでしょうか?
腰痛を緩和できる対策法をご紹介します。
①:寝起きにストレッチをする
朝起きたときに寝ながらできるストレッチがあるのをご存知ですか?
そのストレッチで腰痛自体は完治しませんが、やらないよりやった方がマシにはなるので試してみてください。
1つだけご紹介します。
- 仰向けに寝転んだ状態で両手を真横に広げ、肩が上がらないようにしっかり布団につけながらウエストをゆっくりと左右にひねります。
- そのあと腰を10秒ほど浮かすのですが、無理をすると逆に腰を痛めてしまうのでクッションなどを腰の下に敷いたりして工夫しながら10秒浮かしてください。
- ゆっくりと起き上がり軽く伸びをして、深呼吸をしましょう。
この簡単なストレッチだけで腰の痛みが緩和されるので、ぜひ試してみてください。
ほかにも整体などにいくとさまざまなストレッチを教えてくれるので、本当に腰の痛みがひどい方は相談するのもいいですね。
②:自分に合った寝具選び
先ほども少しお話ししましたが、柔らかすぎるマットレスは体が沈み込んでしまい、腰に負担がかかりますし寝返りもうてなくなるので、腰痛の原因になります。
なので柔らかすぎない、やや硬めのマットレスがおすすめです。
またマットレスだけではなく、「枕」も自分に合っていないと腰痛の原因になってしまいます。
枕なしや低い枕を使用している場合は、顔が上を向いた状態になってしまうため首の筋肉が固まって腰の反りがひどくなり腰痛の原因になります。
逆に高すぎてしまうと顔が下を向いた状態になり、首の筋肉が引っ張られ筋肉の負担が大きくなります。
首の後ろの筋肉が伸ばされると足までの筋肉が緊張状態になってしまうので腰の筋肉にも負担がかかり腰痛の原因になるのです。
これを防ぐためには力を入れず自然に寝返りがうてる高さの枕で寝るようにしましょう。
枕を購入する際は自分の高さに合っているか確認してから購入することをおすすめします。
「柔らかい枕だから気持ちよさそう」などの選び方はやめて、高さで選ぶようにしましょう。
③:温感湿布を貼る
朝起きて腰の痛みがひどくストレッチなどをしても痛みがひかない場合、湿布や消炎鎮痛剤などを使用するのもおすすめです。
腰痛の痛みは筋肉が固まってしまっていることが多いので、温めて血行を良くしてあげることが大切です。
なので冷感湿布より温感湿布を貼るようにしましょう。
消炎鎮痛剤を飲むと痛みが和らぎますが、胃が荒れたり服用しすぎると薬が効かなくなってしまうこともあるので、できたら湿布を使用するようにしましょう。
④:体を温める
血行が悪くなり腰の筋肉が固まると腰痛になってしまうので、血行を良くして筋肉を柔らかくしてあげることが大切です。
寝る際には体を冷やさないように腰から下は毛布などの布団を増やすことや、長めに湯船に浸かり体を温めてあげることなどの工夫をして体を冷やさないようにしましょう。
時間がある場合は朝に熱めのお風呂に入るといいですよ!
⑤:寝過ぎないこと
いくつか改善や対策などをご紹介してきましたが、結局のところ寝過ぎないようにすることが1番大切です。
待ちに待った休みの日はたくさん寝たい気持ちは分かりますが、寝過ぎることによって体に負担がかかってしまいます。
なので、休みの日こそ早起きをして時間を有効に使うことで腰痛は和らぎますし、なにより充実した休みを過ごせます。
寝てばかりで一日を無駄にするのではなくて、早起きをして自分の好きなことをするとストレス発散にもなるのでいいですね!
寝過ぎで腰痛にならない予防策とは?
まだ腰痛にはなっていないけれど、普段たくさん寝てしまうからいつか腰痛になりそうで怖いと思っている方もいらっしゃると思います。
そんな方は腰痛にならないために予防することが大切です。
寝る前にストレッチ
体が冷えて血行が悪くなり筋肉が固まると腰痛になってしまうので、体を温めることが予防策になります。
お風呂上りからお布団に入るまでの体が冷めていない間にストレッチをしましょう。
あまり激しすぎると寝れなくなってしまうので、軽めのストレッチや体を伸ばす、またラジオ体操などの運動をすると体がほどよく温まります。
特に下半身から冷えてしまう方が多いので下半身を中心にストレッチなどをするといいでしょう。
腹筋を鍛える
腹筋が弱っているとその分腰に負担がいってしまうので腰痛が引き起こされる原因になります。
なので普段から腹筋を鍛えておくと腰痛を引き起こしにくくなります。
座っているときは猫背にならないように気を付けることや、大股で歩くなどいつもの日常に少しお腹に力を入れることを増やすだけでも効果はあるので、少し腹筋を意識しながら生活するようにしましょう。
まとめ
体の疲れをとろうとたくさん寝てしまい後悔する方は多いと思います。
まずは腰痛の原因を改善することが大切です。
ひとつひとつできることをしていきましょう。
寝過ぎないことが1番いいので、休みの日だからといってだらだら寝るのではなく休みの日こそ早く起きて時間を有効に使いましょう!