猫背ではない人と、猫背の人には、寝方や寝相に違いがみられます。
そこで、本気で猫背を直したい!と悩んでいる方に、毎日の就寝時の寝方を少し変え、ちょっと意識することで出来る、猫背の矯正と予防方法をご紹介します。
猫背を矯正する寝方
猫背予防の一番の寝方は仰向けに寝ることです。
(同時に仰向けで左右対称の姿勢をとることで、体の左右の歪みも改善できます。)
猫背の人は、横向きかうつぶせで寝ている人が多いのが特徴です。
加えて、猫背の人のほとんどが仰向けで眠ることに苦しさを感じているようです。
一方で猫背でない人は、仰向けで寝ていることが多いようです。
そこで、猫背の人には少し辛いかもしれませんが、猫背が悪化する前に寝方を仰向けに正していくことが重要となります。
仰向けが維持できない場合には、4つ折りにしたバスタオルを腰あたりにあててみると安定して眠ることができますので、試してみてください。
また、敷き布団やマットレスを高反発マットレスに変更するのもおすすめです。
寝返りを多くとって体の歪みを解消!
寝返りを多くとって体の歪みを改善するという方法です。
猫背であるということは、体の歪みが強いともいわれます。
人の体は毎日少しずつ歪んでいき、その歪みをリセットして整える作用が寝返りにはあるといわれています。
そこで、体の歪みを整えながら猫背を矯正するために、硬めの寝具にすることがポイントです。
硬めの寝具にすることで、安定して寝返りができ、猫背の矯正にもつながるはずです。
ただ、寝具選びは使う人の体型・体重も大切になりますので、よく検討しましょう。
低めの枕で眠る
体格によって合う枕は人それぞれ違います。
高さの合っていない枕を使い続けることは、猫背を悪化させる原因の一つとなります。
低反発枕は猫背の人が使うと症状を悪化させてしまう恐れがあります。
また、高めの枕だと首を前に突き出した姿勢となり、猫背矯正とは正反対の姿勢をとることになってしまいます。
理想の枕とは、姿勢よく立った時と同じ体勢を自然に保てる高さの枕であり、それが理想的な寝方となります。
まとめ
慢性化してしまった猫背は、なかなか矯正することは難しいです。
しかし、自分の寝方を今一度見直すことで、猫背矯正の糸口が見つかるかもしれません。
猫背の悪化を防ぎ予防するために、できることから実践して寝ながら姿勢改善してゆきたいですね。