あなたは何時間眠ると調子がいいですか?
昨日はこのくらいで良かったけど、今日はもっと眠りたい。そんなときもありますよね。
ちょうど良い睡眠時間というのはどのくらいなんでしょう。
無理して起きたり寝たりしないように、適正な睡眠時間について説明していきますね。
必要な睡眠時間はみんな一緒?
睡眠は8時間が良い、という話を聞いたことはありませんか?
今まではよく言われていましたが、あまり根拠はないみたいですね。
今は7時間前後が一番良いのではないかと考えられているんです。
でも、それも個人差があること。
人間にとって、睡眠は年齢や季節によって変化します。
だから、全ての人が同じ睡眠時間を必要としているわけではないんです。
睡眠時間の変化
例えば、乳幼児の睡眠は10時間近く必要ですよね。
でも、年齢とともに睡眠は短くなる傾向があると考えられています。
成人だと7~8時間、高齢になると6時間以下で大丈夫になるんですよ。
季節だと、真夏の7、8月が短くて秋から冬の11、12月が長いんです。
そんな違いがあったんですね。
個人による睡眠時間の違い
個人によっても眠りのかたちは違うんです。
特に特徴のある人を2つに分けてみますね。
それは「長眠者」と「短眠者」。
それぞれ説明していきます。
もちろんどちらがいいとか悪いとかはなく、体質による眠りかたちの違いですよ。
自分がどういうタイプが知っておくことが大切なのです。
長眠者-ロング・スリーパー
一応の平均睡眠時間を7時間としますね。
9~10時間眠らないと目覚めがスッキリしない人を「長眠者」いわゆるロングスリーパーといいます。
このタイプの人はノンレム睡眠が短くレム睡眠が長い。
つまり浅い眠りが長いために、多く睡眠が必要なんですね。
短眠者-ショート・スリーパー
こちらは逆に6時間以下の睡眠でも大丈夫~という人たちです。
ノンレム睡眠が長いタイプで「短眠者」、ショートスリーパーと呼んでいます。
短い睡眠時間でも、深い眠りが長いのでぐっすり眠れているんですね。
朝型か夜型か
朝が得意か、夜が得意かということにも個人差がありますよね。
朝早くスッキリ起きられる人を朝型=「ヒバリ型」、深夜遅くまで起きている人を深夜型=「フクロウ型」といいます。
個人差はどこからくるか
こういった睡眠時間の個人差は、生まれもった体質や体内リズムによるので、本人の意思の力で変えることは難しいんです。
それにも関わらず、自分の希望で短くしたり長くしたりすることは、その人にとって本来必要な睡眠時間をとるさまたげになっちゃいますよ。
まとめ
何となく8時間は眠らないと!と思うことってありますよね。
でも、必要な睡眠時間は年齢や季節によっても違うんです。驚きじゃないですか?
冬は布団から出たくない!と思いますが、それで正解なのかもしれませんね。
自分自身が一番ラクになる睡眠時間を見つけることが大切ですね。