快眠するためのパジャマの選び方|汗の吸収・楽な恰好がポイント

パジャマ姿で眠る女性

皆さんは寝る時に何を着ていますか?

オーソドックスにパジャマ?

カジュアルウェアやリラックスウェアなどのルームウェア?

もしかして裸なんて人もいるかもしれませんね。

今回は快眠のためのパジャマの選び方についてお伝えしていきます。

目次

快眠のための条件2つをチェック

自分が気持ちよく眠れているといなら、Tシャツと短パン・ルームウエアで寝てもOKです。

でも、快眠を求めるなら最低限、2つの条件をクリアしているかをチェックしてください。

1:十分な吸湿性があること

人の身体は体温を調整するために、一晩にコップ一杯分の汗をかきます。

パジャマは、この汗を吸い取り、放出してくれるものがベスト!

さらに、皮膚にも適度な潤いを残しつつ、身体を保温して体温も調整してくれるものを選びたいものです。

これを踏まえると「木綿などの天然素材が良い」と言われていますが、最近では合成繊維でも汗を吸って放出する機能が高いものが増えています。

素材にこだわるのも大切ですが、機能がどうなのか?という点で選んでくださいね。

2:肌触りがいいこと

市販のパジャマには柔軟加工されているものや、ノリがパリッとついているものが多いです。

買って、すぐに着るのではなく、一度お洗濯してみましょう。

ノリなど、表面の加工がとれてソフトで心地よい肌触りになります。

パジャマは一晩で、汗や皮脂をた~っぷり吸収しています。

夏場など汗が気になる季節はもちろん、一年を通して数枚は用意しておいて、毎日取り替えて洗濯するようにしましょう。

からだを締めつけちゃダメ

人は寝ている間に、寝返りを打ちますよね。

これにはちゃんと意味があって…

体の重みで押さえられていたところの血の巡りをよくしたり、温まりすぎちゃったところに空気を送って冷すためなんです。

人によっては、布団を一回りするほど動いているんですよ。

この動きがスムーズになるように、パジャマはゆったりして体を締めつけないものを選びましょう。

サイズはゆったりしているけど、ウエストや手首のゴムがきつかったりして、ゴムの跡がつくようならNG。

寝ている間は血圧が低くなるので、きつい部分があると血がうまく流れなくなっちゃいます!

ウエストのゴムがきついと、下半身がむくみやすくもなるので要注意。

ここもしっかりチェックしてから買いましょう。

逆にぴったりしたパジャマだと、汗を吸った布が体にピタッと密着。体が冷えちゃいます。

パジャマと肌の間には適度にすき間があるようなデザインを選びましょう。

保温効果で体の冷えを防いでくれます。

マリリン・モンローのマネはNG

「寝るときに身につけるのはシャネルのナンバー・ファイブだけ」

この名言ご存知の方も多いでしょう。アメリカの大女優マリリン・モンローの言葉ですね。

これに憧れて、裸に香水だけつけて寝るなんて人いませんか?

セクシーなマリリン・モンローに憧れる気持ちは分かりますが、これは健康面では絶対に避けてほしいこと。

男性なら、真夏にショートパンツだけで寝ちゃうなんて人もいると思いますが、これもNGです。

裸で寝ると、汗が吸収されないまま体の表面に残ります。

その汗が蒸発する時には体温を奪っていくので、体は冷え冷え。寝冷えの原因になっちゃいます。

パジャマを着ていたとしても、汗をかきすぎてパジャマがびっしょり…。なんて場合にも同じことが起こります。

そういった時は、起きてパジャマを着替えるようにしましょうね。

寒い冬でも厚着しないで

冷え性で悩む人は、厚手の下着・ネルやキルティングなどボリューム感あるパジャマ・分厚い靴下と完全武装して眠ることがあると思います。

しっかり着込んで温かくして眠っているの~。

という声に反して、睡眠中の身体は逆に冷されちゃうんです!

なぜかというと…

布団の中は蒸し風呂状態になって暑くなりすぎます。

結果的に、たっぷりの汗をかいて、汗が蒸発することで、体は冷え冷え。

冷え性の人、寒がりの人こそ、布団の中では薄着でいましょう!

厚着は体の動きも不自由にしちゃうので、寝返りなども打ちづらく安眠を妨害します。

薄手でも、保温性の高い材質のパジャマを選びましょう。

それから…

冬は電気毛布を使う人も多いはず!

これも、寒い冬の強い味方ですが、スイッチを入れたまま寝るのはやめましょう。

厚着しているのと同じように、蒸し風呂状態の布団の中で、汗をたっぷりかいてしまうと、かえって体を冷やすことに…

電気毛布は布団の中を暖かくために使うくらいにして、寝る時にはスイッチを切る習慣をつけてくださいね。

まとめ

パジャマを選ぶ時は、汗を吸収してくれることや、動きを妨げないことが重要です。

必要以上の厚着や、布団の暖めすぎできません。

過剰な暖かさの元になってしまうので、上手に使ってくださいね。

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