安眠のためには、心を落ち着かせる効果のある色を取り入れることが大切です。
ベッドに入った時の心の落ち着きやリラックス度合いは、寝室や寝具の色によって影響されます。
疲れた脳と体を休め、快適な眠りをつくるために、寝室に取り入れたいおすすめの色と、ポイントをご紹介します。
安眠できる4色で寝室をリラックス空間に!
まずはこの代表的な4つの色をご紹介!
- ブルー
- グリーン
- イエロー
- 淡いピンク
この4色が安眠に良いとされている4つのカラーです。
上手く取り入れて、自分だけのリラックス空間をつくりましょう!
では、それぞれについて詳しく説明していきます。
1:ブルー
優しいブルーには、鎮静作用が高く、興奮した神経を鎮めてくれる作用があります。
体内時計をコントロールして眠りやすい状態を作ってくれている体内機能を、サポートしてくれる色です。
睡眠調査では一番高い安眠効果があるとされた色です。
2:グリーン
自然を連想させ、心と体のバランスを整えるリラクゼーション効果の高い色です。
目への負担も少なく、気分を落ち着かせて血圧を下げたり、疲れを癒してくれる代表的な色で、安眠効果をもたらします。
緊張や苦痛を癒してくれ、季節を問わず好まれる色です。
3:イエロー
睡眠ホルモンの分泌を促進してくれる作用のある色です。
睡眠調査でもブルー、グリーンと共に上位になった色です。
取り入れる場合、明るすぎないパステルカラーがおすすめです。
4:淡いピンク
癒し効果、安眠効果、リラックス効果が高く、また女性ホルモンに作用して眠っている間に可愛くなれる、女性に嬉しい効果が高い色です。
取り入れたい安眠ポイント3つ
安眠できる色とあわせて、下記の3つのポイントを意識すると、よりリラックス効果が高まります!
1:暖色系照明を選ぶ
オレンジや赤っぽい色の照明の空間は、それだけでリラックス効果を抜群に高め、眠気をもたらします。
一方、日中の太陽光と似た白色系の明かりは睡眠を阻害しますので、寝室には避けるようにしましょう。
2:季節ごとのカラーで温度調整
暑い季節には涼しいブルー、寒い季節には温かいオレンジなど、色によって体感温度を調整することで、寝つきを良くして安眠へと導きます。
3:「紫色」は避ける
休めたい脳を刺激してしまう色です。
鮮明な色の夢や悪夢を見やすく、疲れが残ったまま起床してしまうとされています。
刺激的な赤や黒も同様です。
どうしても紫色が好きな人は、安眠効果の高いラベンダーを少しだけ室内に飾って眠りましょう。
まとめ
目を閉じる前に見た色が、人間の無意識の思考や感覚を刺激し、睡眠に影響を及ぼしてしていることは多方面から実証されているようです。
色は人の気分を癒したり明るくしたり、無意識のうちに作用しています。
疲れた心には優しい色を取り入れて、良い眠りをもたらす空間を作りたいですね。