寝る前の数時間ってどんな過ごし方をしています?
1日の終わりですし、穏やかに過ごした方がいいのはな~んとなくはわかっているものの、テレビ番組や映画を見ていたりするのではないでしょうか?
寝る前にテレビを見るのは睡眠にはあまりよくないんですが、今回はそういう話ではありません!
番組や映画のチョイス次第で、こんなにも体に変化が起きているという内容のお話です!
寝る前の「笑い」は質のいい睡眠をもたらす!
1つ目は、簡単にできて、免疫アップや翌朝の目覚めを良くしたりと、いいことづくしの、寝る前の「笑い」のお話です♪
寝る前にお笑い番組など見て笑ったら、どんな効果があったかって話なんですけど(^^)
これが思いのほか、いろんなことに影響していて。。。
例えば、夜にこんな実験をしました。
女子学生を、2つのグループに分けて、1つのグループには「お笑いのビデオ」、もう1つのグループには「お堅い教育番組のビデオ」をどちらも90分くらい見てもらったところ…
お笑いを見た方のグループは笑いが取れたんですが、お堅い教育番組を見たグループは、当たり前ですが、まったく、笑いが取れませんでした。
その後の就寝時にどうなったかというと、お笑いを見たグループの方は、興奮したのかなかなか寝付けなかったのです。
っと、ここまでですと、あれ、それじゃあ、お笑いは見ないほーが良いんじゃない?っと思ってしまいそうですが、確かに寝付くまでの時間は、教育番組を見たグループよりは、ちょびっと時間はかかってしまったものの、翌日のパフォーマンス度は、断然、お笑いを見たグループの方が良かったのです!
そう!お笑いを見たグループは、質のいい睡眠をとることができたんです!
なぜ笑うと熟睡度と幸せ気分が向上するの?
これは、どーいうことかと言うと、お笑いがいい運動効果をもたしたということ。
一説によると、大笑いは時速6キロウォーキング同等の効果&腹筋効果で、立派な有酸素運動と同等の効果があるとのこと!
寝る前のお笑いが、程よい疲れを起こして、寝付いてからの熟睡度が高くなったのです。
だから日中のパフォーマンスは逆に良かったという結果が出たわけですね。
その上、ジョギングなどしてる時、最初は苦しいけど、だんだん慣れてきて、3~40分走っていると、気持ちよくなってくる「ランナーハイ」。
それと同様の効果がお笑いにはあって、エンドルフィンという脳内物質を放出するんですね。
このエンドルフィンは脳内麻薬とも言われていて、人の「疲れ」や「苦痛」などをやわらげて、幸せ気分にさせちゃいます!
そういえば私、夜はテレビほとんど見ない人だけど、見る時はお笑い番組なこと多いなぁ~と。
今、気づいたのだけど。。知らず知らず本能的に解消させていたのかなぁ~?とふと思ってしましました。
ストレスのリセットにはお笑いですね♪
それにしても、お笑いを見て笑って寝ただけでスゴイ効果ですよね!(^^)
ですので、今日は職場や家庭のストレス満載だったとか、プレッシャーになってることがあるとか、その他もろもろ、なんだかなぁ~って時は、寝る前に「お笑い番組」や「ギャグ漫画」「漫才」なんかを見て、ひたすら笑いましょう!
そうすれば、翌朝にはリセットされているはずです!
寝る前に見ると免疫が下がる映画は?
先に答えを言っちゃいましょう。
「ホラー映画」や「バイオレンス映画」恐怖、残虐、暴力などのシーンを見ると免疫下がっちゃうのですよ。。
意外と、寝る前にそういうのを見てしまう人多いと思います。
ファンいわく、「面白い」「スカッとする」が理由のよう。
わからなくはないですがね…(^^;
寝る前にホラー映画を見た人とハッピーエンドな映画を見た人で翌朝に違いがあったか?
じつはこれも実験データがあって、ホラー映画を見た人の唾液には免疫物質が極端に少なかったのです。
ちなみに、ハッピーエンドな映画の人達はその倍の免疫物質があったのです!
どんな映画を選んだかだけで、免疫に影響するなんて驚きですよね!
暴力シーンはストレスホルモンを分泌させる!
さらにはこんな結果もあります。
北欧での実験なんですが、若者10人に上映禁止になっている映画の暴力シーンを2時間見てもらったところ…。
全員が不快感をもち、ストレスを感じたと。
まぁ、これはそりゃそーだろうって話なんですが、ストレスを感じた時に出るアドレナリンというホルモンが、
な、なんと!
通常の70%もアップしてしまったのです!
見せられた方はたまったもんじゃない、、、。
こんな実験は世界いろんなことで行われているようで、アメリカでも暴力シーンが多い映画を見せてどう変化するか調べたら、アドレナリンを緩和するコルチゾールというホルモンも分泌されていたこともわかりました。
コルチゾール(cortisol)
副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの一つ。糖・脂質・たんぱく質の代謝や血圧の調節に関与する。ストレスを受けると分泌量が増え、心拍数の増加や体温・血圧・血糖値の上昇を促し、生体防御機構を活性化させる。
引用:コトバンク
寝る前に見た映像1つで、ストレスホルモン、そしてそれを緩和するホルモンも出していまい、体の中はしっちゃかめっちゃかになってしまいます…。
まとめ:寝る前に見る映像は選ぶべし!
ということで、寝る前に見る映像1つでも、こんなに身体に影響してるのです!
ひとまず、『笑い』と『ハッピーあり』のものを見た方が得策のようですね♪
そうすれば、眠りの質が良くなりますからね!
また、寝ている時に見る夢も現実の体験が元だと言われていますから、いい夢を見るためにもとりあえず寝る前に大笑いしておきますか(^^)
あまり声が大きいと時間帯によっては近所から不気味がられるかもなので、最後にニヤニヤできる動画を紹介して終了にします!笑
また、睡眠の質を高めるこちらの記事も参考になればと思います。↓