人より短く眠る方か、長く眠る方か。
あなたはどちらですか?
どちらであっても正解などはなく、本人の性質なのです。
別の型にしようと思ってもできるわけではありません。
でも、自分がどちらのスリープタイプかを知って生活リズムを作ることは大切ですので、それぞれの特質について説明します。
有名なショートスリーパーとロングスリーパー
睡眠時間が6時間以内の人をショートスリーパー、逆に9時間以上の人をロングスリーパーと呼んでいます。
3時間しか眠らなかったと言われているナポレオンや発明王エジソンがショートスリーパーの代表です。
ロングスリーパーの代表は「相対性理論」で有名なアインシュタイン。
どちらのスリーパータイプがいいのか
二つの型は、それぞれ人口の5~10%はいると言われています。
これらの型はどちらが「正しい」というのはありません。
ただ単に眠りの型を表しているだけで、どちらの型になるかは生まれもった体質で決まるのです。
ショートスリーパーとロングスリーパーの眠りの質の違い
ショートスリーパーは、ノンレム睡眠が多く、眠りが深いのが特徴です。
逆にロングスリーパーは、レム睡眠が多く、全体的に眠りが浅くなります。
よって眠りの質から言うと、ショートスリーパーの方が熟睡感を得られる型です。
効率的で睡眠が少なくて済み、活動時間が長くなるので、ショートスリーパーの方が良いということもいえますね。
ショートスリーパーの中には1時間しか眠らなくても、日常生活を支障なく送っている極端な「無眠者」もいます。
ショートスリーパーとロングスリーパーの性格の特徴
一般に、ロングスリーパーは真面目で内向的、ショートスリーパーは外交的で肯定的思考の持ち主が多いようです。
つまりあまり思い悩まない人は、リラックスして入眠しやすく、熟睡もしやすいのでショートスリーパーとなるのです。
しかしこういった性格は無理に変えることはできません。
ショートスリーパーの方が良く思えても、ロングスリーパーがショートスリーパーになることはできないので、憧れても仕方がないのです。
身長の差が個性であるのと同じなので、ロングスリーパーだからといって悩む必要はありません。
良い睡眠のために
悩むよりは、規則正しい生活のリズムを作って、質の高い日常を送るようにする方が良いでしょう。
ただし、「8時間睡眠が正しい」と思い込んで「8時間眠ってもまだ眠いので自分はロングスリーパーだ」と思っている人がいます。
しかし実際は睡眠の単位からすると8時間は中途半端なのです。
こういう場合は30分早く起きて、どのような目覚めになるか、スッキリ起きられるのかを試してみる必要があります。
まとめ
自分がショートスリーパーかロングスリーパーかを確かめることが大切です。
ショートスリーパーには憧れてしまいますが、そのタイプを変えることはできないので、タイプに応じた良い睡眠をとっていくことが必要です。
あまり時間の長さにはとらわれず、自分が一番スッキリ起きられ、日常生活を支障なく送ることができるリズムを身に付けていきましょう。