何時間寝ればいいのか?
睡眠不足の解消法は?
そして、どう寝れば健康で幸せな毎日が送れるのか?
実際に睡眠について調べて実行しようとしても、情報がありふれていて困ってしまいます。
まずはゆっくり落ち着いて。
まだまだ、睡眠については間違った認識をしている人が多いです。
ここでは「睡眠の事実」を簡単に5つ紹介します。
睡眠時間が短くても大丈夫?
十分な量の睡眠を取る事は、体と心の健康を保つには不可欠です。
筋肉の修復、免疫力の向上、判断力の向上に役立ちます。
人によって必要な睡眠時間は違ってきますが、健康を維持するのには一般的な大人で、7時間から9時間が必要と言われています。
睡眠不足が続くと体も心も病気になる可能性があります。
眠れない時が多くてもそんなに問題じゃないよね?
夜になかなか眠れずに昼間に眠くなるなどの不眠のトラブルは深刻な不眠症の症状です。
一週間に3日以上眠れない日があり、3ヶ月以上続いた場合は慢性的な不眠症と言えます。
仕事に支障が出たり、昼間に眠くなる、イライラするなども不眠症が原因かもしれません。
もし思い当たる点があるなら病院に行ってお医者さんに相談してみましょう。
運転中に眠くなったら、窓を開けたり、エアコン温度を低くすれば目が覚めるよね?
これらの対処法は疲れがたまっている時や、疲れているけど運転しなきゃいけない時などには効き目があると思います。
また、カフェインを取ると少しの時間なら眠気を軽く出来る場合もあるかもしれませんが、しっかりと効果が出るのは飲んでから30分後です。
運転中に疲れたら、車を邪魔にならない場所に止めて休憩を取るのが一番です。
週末にたくさん寝ればいいんだよね?
一晩中ぐっすり眠る事が出来ない夜が続いた時、「睡眠負債」というものが体に溜まります。
週末にたくさん眠る。
いわゆる寝溜めをすれば、平日の睡眠不足を解消できると思っている人は多いようですが…。
残念!それは間違いです。
週末にたっぷりと眠れば、しばらくは疲れが取れてスッキリしたと感じますが、そのスッキリも起きてから6時間ぐらいまでしか続きません。
ポイントは分けて眠るという事。
例えば、毎日23時に寝て、6時に起きてるとしましょう。
ですが、今週は忙しくて、毎日夜中の1時に眠っていた。
この場合は1日2時間、睡眠不足になります。
月~金までですと、合計10時間になります。
一週間のうちに合わせて10時間くらい睡眠時間が足りていないと感じる場合は、週末に3,4時間余分に寝てみましょう。
その後の平日は、いつもより1,2時間長く寝ると良いです。
このように、一気に寝溜めをするのではなく、小分けにして睡眠不足を解消していくのがポイントです。
もっと睡眠時間が短くて睡眠負債が多く溜まっている人は、長期の休みを取れるようにして、毎日しっかりと眠りましょう。
自然に目が覚めるようになるまで、たっぷりと時間を取るようにしましょう。
そうすれば毎日快適に過ごせるようになります。
テレビを見たり、スマホでゲームをしてれば眠くなるよね?
眠くなるには、脳を落ち着かせる必要があります。
ですが、テレビやスマホから出ているブルーライトは脳を刺激してしまいます。
眠る前にはテレビやスマホなどはやめて、体をリラックスさせましょう。
本を読んだり、温かいお風呂に入ったり、穏やかなヨガのポーズをとるなどを習慣にすれば、質の良い眠りが得られます。
まとめ
ということで、簡単にまとめてみましょう。
- 睡眠は7~9時間眠ろう!
- 1週間に3日以上眠れない状態が3ヶ月以上続いたら、要注意!
- 運転中眠くなったら休憩するのが一番!
- 寝溜めはできない!睡眠不足は眠りを分けて、解消しよう!
- 寝る前にテレビやスマホをいじらない!
少しでも睡眠について間違った認識が解消できれば幸いです。
こちらに正しい睡眠について書いた記事がありますので、よろしければどうぞ。